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この記事で分かること
自宅のパソコンで動かしていたMT5のEA(自動売買プログラム)を、VPS(仮想専用サーバー)に移すときの順番と、注意点を説明します。
- 移すときに、いちばん気をつけること
- 筆者が実際に行った順番
- 移したあとの、自宅のパソコンのMT5の扱い
本記事の方針: 筆者自身の体験と、MT5の一般的な操作の説明だけを書いています。特定のサービスの料金やスペックは扱いません。画面の表示や項目の名前は、MT5のバージョンや、利用するFX会社によって違うことがあります。EAの動き方はEAによって違うので、配布元の説明もあわせて確認してください。
いちばん気をつけること
自宅のパソコンとVPSの両方で、同じ口座の同じEAを、同時に動かさないことです。
同じEAが二か所で動いていると、それぞれが注文を出して、同じ注文が二重に入るおそれがあります。VPSで動かし始める前に、自宅のEAを止めておくと、この心配がなくなります。
筆者も、先に自宅のEAを止めてから、VPSで動かし始めました。
筆者が行った順番
筆者は2026年9月に、自宅のパソコンからVPSにEAを移しました。順番は次のとおりです。
- 自宅のMT5で、EAを止める
- EAが持っているポジションが無いことを確認する
- EAの設定値(パラメーター)を控える
- EAのファイルを、VPSに移す
- VPSのMT5にEAを設置して、設定値を入力する
- VPSで自動売買を有効にして、動いていることを確認する
以下で、ひとつずつ説明します。
自宅のEAを止める
自宅のMT5で、EAを止めます。MT5の上のほうにある「アルゴリズム取引」のボタンを無効にするか、EAを設定しているチャートからEAを外します。
あとで自宅のMT5を開いたときに、EAが動き出さないようにするには、チャートからEAを外しておくほうが安心です。
ポジションを確認する
筆者の場合、移したときに、EAが持っているポジションはありませんでした。
ポジションを持ったまま移す場合は、注意が必要です。EAを動かし直したときに、すでにあるポジションをEAが引き継いで管理できるかどうかは、EAによって違います。ポジションがあるときは、EAの配布元の説明を確認してから移してください。筆者は、ポジションを持ったまま移した経験がないため、その場合の手順は書いていません。
設定値を控える
EAの設定値(パラメーター)を、自宅のMT5で控えておきます。筆者は、VPSのMT5で、設定値を手で入力し直しました。
手で入力する場合は、写し間違いに注意してください。入力したあとに、自宅で控えた値と、ひとつずつ見比べると安心です。
MT5のEAの設定の画面には、設定値をファイルに保存する機能と、ファイルから読み込む機能もあります。項目が多いEAでは、この機能を使うと、写し間違いを減らせます。筆者はこの機能を使っていないため、くわしい手順は書いていません。
EAのファイルをVPSに移す
EAのファイルを、VPSの中に用意します。筆者は、あらかじめGoogleドライブに置いておいたEAのファイルを、VPSの中のブラウザでダウンロードしました。
パソコンからVPSにファイルを移す方法は、次の記事にまとめています。
VPSで設置して、動かす
VPSのMT5にEAを設置して、控えておいた設定値を入力します。そのあと、自動売買を有効にします。設置の手順は、次の記事にまとめています。
動かし始めたら、想定どおりに動いているかを確認します。確認のしかたは、次の記事にまとめています。
移したあとの、自宅のMT5
筆者は、移したあとも自宅のMT5を開くことがありますが、自宅ではEAを動かしていません。
自宅のMT5を残しておく場合は、次の点に気をつけてください。
- チャートにEAを残さない: EAがチャートに設定されたままで、「アルゴリズム取引」が有効になっていると、自宅のMT5を開いたときに、EAが動き出します。
- 「アルゴリズム取引」のボタンを確認する: 自宅のMT5を開いたら、ボタンが無効の表示になっているかを見てください。
- 手で注文を操作しない: 自宅のMT5からも、同じ口座の注文や決済の操作ができます。EAが持っているポジションを手で操作すると、EAの動きと食い違うことがあります。
筆者の環境
- 動かしているもの: MT5で動くEA(自動売買プログラム)
- VPS: シンクラウドデスクトップ for FX(Ubuntu版)
- 接続に使っているもの: 自宅のWindowsパソコンの「リモートデスクトップ接続」
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まとめ
自宅のパソコンからVPSにEAを移すときは、「先に自宅のEAを止める → 設定値を控える → VPSで設置して動かす → 確認する」の順番にすると、同じEAを二重に動かさずに済みます。移したあとも自宅のMT5を使う場合は、チャートにEAを残さないようにしてください。
VPSが必要かどうかの考え方と、筆者が使っているVPSの感想は、次の記事にまとめています。
ご注意: 本記事は筆者の個人的な体験にもとづくもので、投資の勧誘や、特定のEA・運用方法の有効性を保証するものではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。


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