Ubuntu版のVPSでMT5は動く?入れた手順と、動かしている環境の記録

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この記事で分かること

Ubuntu(Linux)版のVPS(仮想専用サーバー)で、MT5のEA(自動売買プログラム)を動かしている筆者の記録です。

  • Ubuntu版を選んだ理由
  • MT5を入れた手順
  • 筆者の環境(OSとWineのバージョン)
  • 動かしているときの、メモリの使用量と稼働日数
  • 筆者が確かめていないこと

本記事の方針: 筆者自身の体験と、筆者のVPSで実際に表示された数字だけを書いています。特定のサービスの料金やスペックは扱いません。数字は、筆者の環境で2026年10月6日に確認したもので、ほかの環境でも同じになるとは限りません。

先に結論

筆者の環境では、Ubuntu版のVPSでMT5が動いていて、EAも動いています。MT5は、Windows用のインストーラーをVPSの中でダウンロードして、ダブルクリックしたところ、インストールの画面が開きました。使っていて困ったことは、いまのところ特にありません。

ただし、これは筆者のひとつの環境での話です。使い始めたのは2026年9月で、まだ短い期間です。どの環境でも同じように動くとは言えません。

Ubuntu版を選んだ理由

筆者が使っているVPSには、OSがWindowsのプランと、Ubuntuのプランがあります。筆者は、料金が低いほうのUbuntu版を選びました。

料金とスペックは、公式ページで確認した内容を、次の記事に載せています。

Windows版とUbuntu版の料金とスペックを、公式ページで並べて比べた記事もあります。

MT5はWindows向けのソフト

MT5は、Windows向けのソフトです。Ubuntuで動かすには、Windows向けのソフトを動かすための仕組みが必要です。筆者のVPSには、その仕組みのひとつである「Wine」が入っています。

MT5の開発元も、LinuxでMT5を使う方法として、Wineを使う方法を、公式のヘルプで案内しています。

筆者の環境

  • VPS: シンクラウドデスクトップ for FX(Ubuntu版のスタートアップ。メモリが2GBのプラン)
  • OS: Ubuntu 22.04.4 LTS
  • Wine: 9.0
  • 動かしているもの: MT5をひとつ(チャートはひとつ、EAは1本)
  • 接続に使っているもの: 自宅のWindowsパソコンの「リモートデスクトップ接続」

OSとWineのバージョンは、VPSの端末で、筆者が2026年10月6日に確認した表示です。Wineを筆者が自分で入れたかどうかは、覚えていません。

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MT5を入れた手順

  1. 自宅のパソコンから、VPSにリモートデスクトップで接続する
  2. VPSの中のブラウザで、利用しているFX会社のサイトから、MT5のインストーラー(Windows用のファイル)をダウンロードする
  3. ダウンロードしたファイルをダブルクリックする
  4. インストールの画面が開くので、案内にそって進める
  5. MT5を起動して、取引口座でログインする

筆者の場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしただけで、インストールの画面が開きました。途中で、追加のソフトを入れるかどうかを確認する画面が出たかどうかは、覚えていません。

接続のしかたと、MT5を入れたあとのEAの設置の手順は、次の記事にまとめています。

動かしているときの数字

VPSの端末で、2026年10月6日の夜に確認した数字です。MT5をひとつ起動して、チャートひとつでEAを1本動かし、自宅のパソコンからリモートデスクトップで接続している状態で確認しました。

  • 稼働日数: 28日(最後に起動してから、再起動していない日数)
  • メモリ: 合計1.9GiBのうち、使用が981MiB、利用可能が655MiB
  • スワップ: 合計4.0GiBのうち、使用が1.0GiB
  • 負荷の平均(load average): 2.77(直近の1分)

数字の見方は、次のとおりです。

  • メモリは、合計の半分ほどを使っている状態でした。
  • スワップは、メモリが足りないときに、ディスクをメモリの代わりに使う仕組みです。筆者のVPSでは、1.0GiBを使っていました。メモリに大きな余裕がある状態ではない、と筆者は受け取っています。
  • 負荷の平均は、CPUがどのくらい混んでいるかの目安で、数字が大きいほど混んでいます。この数字は、接続して画面を表示しているときのものです。接続していないときの数字は、確かめていません。

この記事を公開したあとに、接続していないときも含めて、メモリの使用量を10分ごとに記録しました。結果は、次の記事にまとめています。

MT5が起動しているかどうかを、端末のコマンドで確かめる方法は、次の記事にまとめています。

使い始めてから、EAが止まったことや、VPSにつながらなかったことはありません。

使っていて感じること

  • 困ったことは、いまのところ特にありません。
  • 自宅のパソコンをそのまま操作するときより、画面の動きは少し遅く感じます。ただ、MT5の設定や確認をするうえで、困ったことはありません。

筆者が確かめていないこと

  • Windows版のVPSとの違い: 筆者はWindows版を使っていないため、動きの違いは確かめていません。
  • MT5やEAを増やしたときの動き: 筆者が動かしているのは、MT5がひとつ、EAが1本だけです。
  • ほかのEAが同じように動くか: 筆者が試したのは、自分のEAだけです。
  • Wineを自分で入れる方法: 筆者は、自分で入れたかどうかを覚えていないため、手順は書いていません。
  • 再起動のあとの立ち上がり: この28日のあいだ、VPSを再起動していません。再起動のあとに、MT5とEAが自動で立ち上がるかは、確かめていません。

このうち、再起動のあとの立ち上がりは、この記事を公開したあとに確かめました。結果と、MT5を自動で立ち上げる設定は、次の記事にまとめています。

Ubuntu版を検討している人へ

筆者の環境では、Ubuntu版でMT5とEAが動いています。ただし、MT5はWindows向けのソフトなので、Ubuntuでは、Wineという仕組みを間にはさんで動かすことになります。

自分のEAが動くかどうかが心配な場合は、申し込みの前に、利用するVPSの公式の案内を確認してください。Windowsと同じ画面と操作で使いたい場合は、Windows版のプランも合わせて検討してください。

まとめ

筆者の環境では、Ubuntu版のVPSに、MT5のWindows用のインストーラーをダブルクリックして入れることができ、EAも動いています。メモリが2GBのプランで、MT5をひとつ動かしている状態では、メモリは合計の半分ほどを使い、スワップも使っていました。数字は筆者の環境のもので、短い期間の記録である点は、ふまえて読んでください。

VPSの比較と、VPSが必要かどうかの考え方は、次の記事にまとめています。

ご注意: 本記事は筆者の個人的な体験にもとづくもので、投資の勧誘や、特定のEA・運用方法の有効性を保証するものではありません。投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。

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